南半球って 原点回帰①
確か、28歳で、せっかく就職させてもらえた東京の大企業を退職
苦手なことも頑張ってやめないで、克服していくのが大事
と、思っていたので、悶々とすること1年
仕事を辞めるなんて思ってもみなかったのに
信頼していた上司に報告して、1カ月で仕事を辞めさせてもらったと記憶しています。
その後、初めての南半球、ニュージーランドで、暮らすように旅をするのをはじめました。
なぜ、NZだったのか。
英語を使えるようになりたかったから。
大学の時に広告研究会の友達に連れて行ってもらった
王子小劇場でのパーティーに、なぜか、関西からの旅人の建築の学生がふらりと紛れ込んできて、彼が
大学の建築の先生の紹介で、ニュージーランドの建築家のもとで、一年間、農作業や色んなことを手伝う代わりに、住み込みさせてもらって英語を学んだ
と教えてくれたから。
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学校や机で、たくさんたくさん英語は勉強したけれど
仕事で後悔していたのは、同じ部署で海外に仕事しに行っている
先輩や後輩もいたから
きっと堪能だったら、多少分野が違っても海外の仕事も回してもらえたはず。
だけどそこに挙手も出来なかった。
だから、実際に暮らすように英語を身に付けることができたらなあ
建築青年の彼みたいな方法があるのかー
と、社会人になってからも憧れ続けていたので。
ただ、素直に、同じように、NZで、住み込み!
とりあえず、シティーガールだし、土とか農作業とか慣れていないので、おためし1カ月、4軒。
そこで、その後も寄り道はするものの、胃袋つかまれてしまうのです。